~食用菊の生産が減っているお話し~
- Mika Iwaki
- 2016年2月1日
- 読了時間: 2分
南部町での食用菊の生産は年々減少しています。
といっても役場でも統計を取ってるわけでなく、目視で確認したところ
今年の生産面積は10町歩くらいとのこと。昔は食用菊が盛んな南部
町相内(あいない)地区が黄色に染まるくらいだったそうです。

昔の今の対比がだいぶざっくりしていますが、農家さんからお話を聞く
ことでしか把握ができないのが現状です。
減少の原因は、消費の減少、農薬の規制、農家の高齢化などなど
いろいろな要因があるようです。でもまだ食用菊は絶滅していません。
南部町の食文化になくてはならないものとして根強く残っています。
でも、もしかしたらこのままいくと食用菊の生産がなくなってしまうかも
しれない。。私は勝手に危機感を持っているのです。
先日私に菊の苗をくれたお父さんが亡くなりました。その時私が思った
のが、「あぁ、また食用菊を作る人が1人いなくなってしまった。。」でした。
みなさんなぜ私が食用菊をなくしたくないか不思議に思う方もいるかも
しれません。「別になくなったらなくなったで困らないんじゃん?」
「なんで秋田出身のあなたが南部の菊を心配してるの?」って
きっと疑問に思いますよね。
それは、私の大切な人たちが努力してつないできたものだから。
大切な人たちとは南部町で私を家族のように迎えてくれた人たちです。
思い込みが激しいかもしれませんが、勝手に使命感を持って「菊の里
南部町の復活」を願って活動しています。
私に少しでも貢献できることがあれば。。まずはざっくりしている菊の
歴史について少しまとめたいと思います。どうやって減ってきたのか、
時間がかかるかもしれませんが、新しい情報が分かったらまたこちらで
お伝えしますね!
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